【レベル10】「係り結びの省略」とは?

助詞

今日は、前回学んだ『係り結びの法則』の応用編を見ていきたいと思います。

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係り結びの省略とは?

【古典文法】22ー1 係り結びの省略とは?
まさやん
まさやん

『係り結びの法則』の基本的なことは理解できたかな?

生徒
生徒

はい!係助詞が来ることによって、文末が「連体形」か「已然形」に変化するんですよね!

 

まさやん
まさやん

そうだね。

じゃあ今日は、その応用編『係り結びの省略』について学んでいこう!

 

生徒
生徒

『係り結びの省略』ですか。
『省略』ってことは、何かが省かれてしまうってことなのかなぁ?

そうなんです。ここでは、『係り結びの省略』を、次のように定義しておきたいと思います。

係助詞があっても、それを受けて結ばれる語が省略されてしまうこと

格助詞「と」+係助詞

【古典文法】22ー1 係り結びの省略とは?

『係り結びの省略』は、決まったパターンがあるので、それを覚えていきましょう。

まさやん
まさやん

例えば、文末が「〜とぞ。」「〜とこそ。」などの、

格助詞「と」+係助詞で終わっている場合、この後ろには「言う・聞く・思ふ」などが省略されていると思っていいよ。

生徒
生徒

どれが省略されているかっていうのは、そうやって判断するんですか?

まさやん
まさやん

それは、文章の前後関係から推測するしかないかな。
例えば「太郎は1人で帰る際、『今日は遅刻してしまったので、明日は早く行かなきゃ・・・』」と?

生徒
生徒

『思った』ですかね?

まさやん
まさやん

そうだね。1人で帰ってる状況を考えると、『思った』が良さそうだよね!こんな風に、その場に適した省略されている語を考えてみよう。

断定「に」+係助詞

【古典文法】22ー1 係り結びの省略とは?

同じように断定「に」+係助詞という形もあります。

まさやん
まさやん

例えば、文末が「〜にぞ。」や「〜にか。」や「〜にこそ。」で終わっている場合、この後ろには「あり」が省略されているんだ。

生徒
生徒

こっちは「あり」だけなので覚えやすいですね!

まさやん
まさやん

ところが、気をつけて欲しいことがあるんだよ!

「にや・にか・にこそ」の結びには、推量の「む」が加わることが多い

まさやん
まさやん

つまり、「〜にや(か)。」の後ろには、「あり+む」で「あらむ」が省略されているっていうこと!
じゃあ、「〜にこそ。」の後ろには何が省略されているかな?

生徒
生徒

え、同じく「あらむ」ですよね??

まさやん
まさやん

残念!!
これが『係り結びの省略』の気をつけなきゃいけないポイントだよ!

活用させるのを忘れずに!

まさやん
まさやん

「〜にこそ。」って、「こそ」があるよね?
ということは、文末は・・・?

生徒
生徒

そっか!「已然形」にしなきゃいけないから、「あらめ」だ!

まさやん
まさやん

そうだね!省略されていても係り結びの働きはあるから、文末に気をつけよう!

生徒
生徒

ということは、最初に扱った「〜とこそ。」の時も、「言ふ・聞け・思へ」と、「已然形」に直さなきゃいけないんですね!

このように、『係り結びの省略』であっても、文末はいつもと同じように「連体形」や「已然形」に変化させましょう。

まとめ

今回は『係り結びの省略』でした。

何が省略されているのかを覚えておけば、それほど難しくはないと思います!

あ!でも、省略されている文末を活用させることを忘れないでくださいね!

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