上場で話題のメルカリ。商品を希望価格で売る方法とは?

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メルカリブログ

メルカリ上場のニュースが出ましたね。
https://togetter.com/li/1132462

フリマアプリとして大人気のアプリで、
多くの方が利用したことあるのではないでしょうか。

さてそんなメルカリの中で繰り広げられているのが、
「価格交渉」ですよね。

落札したい人が、「◯◯円まで下げてもらえませんか?」
と言ってくるアレです。

今回は価格交渉をしつつ、
自分の希望価格で売る方法をお話したいと思います。

送料を意識しよう

もう使わなくなったから、適当な値段でいいや!
と思って出品すると、大変なことになりかねません。

というのも、商品を送る際の送料を
出品者負担にすることが多いからです。

メルカリでは、送料を「出品者負担」か「落札者負担」
どちらかに決める事が出来ます。

ここで「出品者負担」にしておいたほうが落札されやすい傾向にあるので、
多くの方が「出品者負担」にしているんですよね。

ところが、適当な値段設定だと、
せっかく落札してもらえても、利益がほとんど出ない場合があります。

私の経験なのですが、ユニクロの防風ジーンズを
1000円(送料込み)で出品しました。

落札してもらえたのですが、
手数料100円(10%)、送料600円(メルカリ便)がかかってしまいました。

そうすると、利益が300円です。
1000円で売ったのに、300円の利益はちょっと悲しい・・・

価格設定は、送料を考えて慎重に設定しましょう。

価格設定は希望価格+α

ということで価格設定なのですが、
ここでは希望価格にある程度上乗せした価格を設定しておきましょう。

例えば1000円で売りたいのであれば、
1800円位に設定しておくのがいいでしょう。

なぜでしょう??

まずは、先程述べた「送料負担」がありますよね。
メルカリ便である程度の大きさだと、600円ほどかかってしまいます。
この送料負担を見込んで、上乗せしてあります。

次に、最初に述べた「価格交渉」です。
メルカリでは、ほぼ100%価格交渉をされます。

そのため、先にある程度価格を上乗せしておいて、
「価格交渉」で損をしないようにしておきましょう。

心理学で相手を操る

実はこの「価格交渉」には、
心理学的なテクニックが数多く含まれているんです。

返報性のルール

人には、相手に何かをしてもらったら、
逆に何かを返してあげたくなる気持ちがあるんです。

例えば、あなたの誕生日に友人がプレゼントをくれたら、
その友人の誕生日にはプレゼントを返そうと思いますよね。

当たり前すぎて気づいていなかったかもしれませんが、
これが「返報性のルール」というものです。

簡単に言えば、「何かをしてもらったからその分お礼をしなきゃ」という気持ちです。

価格交渉の場で、相手が「◯◯円まで下げてもらえませんか?」
と言ってきた時、それに答えてあげれば「返報性のルール」が働きます。

1800円に設定しておいた商品を「1300円でどうですか?」と聞かれた時、
元々1000円で売るつもりだったのであれば、300円高く売れることになります。

500円の値引きには、迷うことなく「いいですよ!」と答えられるし、
「返報性のルール」により、購入してもらえる可能性も高くなります。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

これは少し注意が必要なのですが、
相手が言ったことを1回拒否してみるというのも手です。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックというのは、
最初に大きなお願いを言って、それを拒否させた後に
本来のお願いをすると、受け入れてもらえる可能性が高くなるというテクニックです。

例えば気になる相手とご飯に行きたい場合、
先に「ねえ、今度一緒に旅行しようよ!」と大きなお願いを言います。

「付き合っていないのに旅行なんて・・・」ということで、ほぼ断られるでしょう。
そこで「だよね~。じゃあさ、ご飯行かない?」と言ってみると、
受け入れてもらえる可能性が高くなるということです。

これは、拒否した側の心理に「1回断って申し訳ない」という気持ちと、
「2つ目の提案は私が拒否したことで、相手が妥協してくれた」という気持ちが生まれてくるんだとか。

これを価格交渉で使うのであれば、
「1800円の商品、1300円でどうですか?」と言われた時、1回断ってみましょう。
そして「1300円は無理ですが、1500円ならいいですよ」と言ってみて下さい。

ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックの応用ですね。
更に、返報性のルールも練り込まれています。

まとめ

メルカリで売る際は、送料と価格交渉があることを念頭に、
慎重に設定しましょう。

また、ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックを応用して使う際は、
相手が断って来ることも意識しておきましょう
「1500円なら・・・」と言った時、
「分かりました、結構です」の可能性もありますからね。
相手がどんなタイプの人か、見分ける必要もありそうです。

今回紹介した心理学的なテクニックについては、
以下の本が参考になります。

心理学について興味がある方はご一読を!
これ、早めに知っていると人生有利に進めますよ(笑)

先日紹介したFebeにも、オーディオブック版があるのでお好きな方を!
https://kobunsroom.com/febe/

 

書影

[オーディオブック版]
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

著者:ロバート・B・チャルディーニ/著、 社会行動研究会/訳
再生時間:14時間38分

オーディオブック配信サービス「FeBe」

 

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