形容詞・形容動詞の活用の種類

動詞の活用の種類が終わったら、次は形容詞と形容動詞の活用の種類です。

これらはそれぞれ、活用の種類が2種類あります。

ただ、見分け方も簡単なのですぐに覚えられると思います。

ク活用とシク活用


まさやん
さあ今日は、「形容詞と形容動詞」の活用の種類をやっていくよ!

小文君
えっ!先生!今日だけで、一気に両方やっちゃうんですか!?ちょっと多すぎませんか??

まさやん
形容詞と形容動詞の活用の種類は、それぞれ2種類しかないんだ。だから、サっと片付けちゃおう!

小文君
覚えられるかなぁ・・・。心配だな・・・

まさやん
さあ、じゃあ一緒に見ていくよ!まずは、形容詞の活用の種類から。次の説明を読んで!

形容詞の活用の種類は、「ク活用とシク活用」の2種類です。

ク活用は未然形から順番に…

く/く/し/き/けれ/○

から/かり/○/かる/○/かれ

と、活用します。

 

シク活用は未然形から順番に…

しく/しく/し/しき/しけれ/○

しから/しかり/○/しかる/○/しかれ

と、活用します。

小文君
「ク活用」と「シク活用」かー。聞き慣れない名前だなー。あれ・・・?でもなんかいつもと違いますね?活用が2行に分かれてる・・・これは一体??

まさやん
それはもう少し後で話すよ!今は活用を覚えることに専念して!

小文君
はーい!「く・から・く・かり・・・」

まさやん
小文君、その覚え方だと、連体形以降が覚えにくいから、まずは右側だけ「く・く・し・き・けれ・◯」って覚えてから、左側に移って「から・かり・◯・かる・◯・かれ」って覚えたほうが良いよ!

小文君
そうなんですね!わかりました!それで覚えてみます。

まさやん
それから、ちょっと次も見てもらおうかな。

シク活用はク活用の頭に「し」を付けたものと考えればいいので、

覚えるのはク活用だけで大丈夫です。

小文君
あ、ホントだ!ク活用の終止形以外の頭に「し」を付けただけですね!覚える量が半分に減った気がします!

まさやん
だから言ったでしょ?一気にできるっていう理由は、こういうことなんだ!

小文君
ところで先生、ク活用とシク活用を見分ける方法ってないんですか?本文中で違いがわかるか心配です・・・

まさやん
大丈夫!めちゃめちゃ簡単に見分けられるんだ!

ク活用とシク活用の見分け方

形容詞の基本形に「~なる」を付けて考えてみましょう

例えば…

なし+「~なる」→ななる

美し+「~なる」→美しくなる

「なる」の直前に「く」が来ればク活用、「しく」が来ればシク活用です。

小文君
うわっ!めちゃめちゃ簡単じゃないですか!ただ「~なる」を付ければいいだなんて!!

まさやん
でしょ?これだけ覚えておけば、ク活用とシク活用の見分け方は、大丈夫だよ!

小文君
先生!!活用覚え終わりました!だから、さっきの話してくださいよ!どうして活用が2行に分かれてるんですか?

まさやん
よし、じゃあその説明に入っていこう!

本活用と補助活用(カリ活用)

さて、形容詞の活用表を見ると、右側と左側に分かれて活用しています。

これは、下に助動詞が続くか続かないかの違いです。

右側の本活用には助動詞は続かず、左側の補助活用に助動詞は続きます

つまり…

美しく(本活用)  +「ず」→☓

美しから(補助活用)+「ず」→美しからず

という感じです。

小文君
えーっと、えーっと・・・

まさやん
ちょっと混乱しちゃったかな?
まず、活用表の右側「く・く・し・・・」って活用する方、こっちを「本活用」って言うんだ。

小文君
右側が「本活用」・・・

まさやん
そう!で、左側「から・かり・◯・・・」って活用する方、こっちを「補助活用(カリ活用)」って言うんだ。

小文君
右が本活用で、左が補助活用ですね。

まさやん
そう!で、これらの違いが何かって言うと、助動詞が来るか来ないかなんだよ。

小文君
そっか、それが例で紹介されているやつですね!
「美しく」は本活用だから助動詞がくっつかなくて、補助活用の「美しから」にくっつくってことですね!

まさやん
そういうことだよ!よく理解できたね!素晴らしい!

小文君
ちょっと不安でしたけど、ゆっくり考えたらわかりました!

まさやん
そう、落ち着いてゆっくり考えることが大事!だね!

小文君
このまま、形容動詞も教えてください!!

ナリ活用とタリ活用


形容動詞の活用の種類は、「ナリ活用とタリ活用」の2種類です。

見分け方は単純で、基本形が「~なり」か「~たり」かで見分けられます。

小文君
え、ちょっと待って下さい!!基本形がどんな形かっていうだけで、活用の種類が決まるんですか??ホントにそんなに単純なんですか??

まさやん
これが、ホントなんだよ。終止形が「~なり」なのか「~たり」なのかだけで判断できるから、簡単でしょ?

小文君
たしかに・・・。でも、その代わり活用が難しいんじゃないですか~??

まさやん
心配症だな~!次の説明を見てごらん!

ナリ活用は未然形から順番に…

なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ

と、活用します。

 

タリ活用は未然形から順番に…

たら/たり・と/たり/たる/たれ/たれ

と、活用します。

小文君
難しくはなさそうだけど・・・

まさやん
ここまで頑張ってきた君なら大丈夫!いつも通り、口に出して覚えてごらん!

小文君
はいっ!頑張ります!

まさやん
オッケー!ということで、今日の授業はここまでだよ。形容詞と形容動詞の活用の種類、終わり!

小文君
最初は不安でしたけど、終わってみたらスッキリですね!なんとなく自信がついてきましたよ!

まさやん
日に日に成長してるね、小文君は!そのまま突き抜けていこう!

小文君
はい!お疲れ様でした!

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