助動詞①―助動詞とは―

古典文法のヤマ場といえば、間違いなく助動詞ではないでしょうか。

助動詞は、文に意味を添える重要な働きをしています。

助動詞を丁寧に訳していくことで、しっかりとした内容把握につながります。

 

助動詞は「活用・接続・意味と訳し方」を覚える


まさやん
さあ小文君、ここからはいよいよ助動詞をやっていくよ!

小文君
助動詞って、古典文法で1番大変そうな気がします・・・

まさやん
確かに、助動詞は文章に意味を添えるという大事な働きがあるからね。助動詞の意味が分かってないと、文章が読めないということにもなりかねない。

小文君
助動詞を制する者は古文を制す!ってことですかね?

まさやん
ん?どっかのバスケットボールのマンガで見たことあるようなセリフだな・・・

小文君
先生、そんなに大事な助動詞、一体何から勉強したらいいんですか?

まさやん
そうだね、それじゃあまず次の文を読んでもらおうかな。

助動詞に取り掛かる際、闇雲に取り掛かっても途中で断念してしまうことでしょう。

助動詞の勉強方法は、「活用・接続・意味」に絞って勉強して下さい。

小文君
「活用・接続・意味」か・・・。活用と意味は分かるけれど接続って何ですか?

まさやん
よし!じゃあそれぞれ1つずつ説明していこう!

助動詞の活用


助動詞の活用は、各学校で配布されている古典文法の冊子・別教材・文法書を活用すると良いでしょう。(ここでは文法書と呼びます)

文法書の見開きのページに、助動詞一覧表が載っているはずです。

この表を使って、活用を地道に覚えていきましょう。

小文君
文法書って、学校で配られた副教材みたいなやつですか?

まさやん
そう!まずその見開きページを見てごらん。

小文君
助動詞一覧表っていうのが書いてありますね。

まさやん
これから助動詞を勉強するときは、常にこのページを開いておいて欲しいんだ。そしてこのページに書いてある助動詞の活用、これを頑張って覚えていくよ。

小文君
ひえ~!これ全部覚えるんですか無理ですよー

まさやん
大丈夫!みんな初めはそう思うんだけれど、勉強していくうちに、だんだんと覚えてくるから!小文君も頑張ろう!

小文君
ホントかなぁ・・・。まあ、やってみます。で、先生!接続って何ですか?

まさやん
よし!じゃあ次は、接続の説明だ!

助動詞の接続

こちらも文法書の助動詞一覧表を使います。
多くの文法書が、右から順番に、未然形接続・連用形接続となっているはずです。

小文君
僕の助動詞一覧表は、右から「る・らる・す・さす・しむ・・・」となってますね。

まさやん
その動詞一覧表の中に「接続」っていう部分はないかな?

小文君
あ!ありました! 未然形って書いてある中に、全部で11個の助動詞があります。

まさやん
そう!この接続っていうのは、各助動詞が、何形に接続するか(くっつくか)っていうことなんだ。

小文君
つまり助動詞は、上に来る活用形が決まってるっていうことですか?

まさやん
その通り!だからまずは、未然形に接続する助動詞、11個を覚えることから始めよう!

小文君
僕の一覧表では、「 る・らる・す・さす・しむ・む・むず・まし・ず・じ・まほし」 っていう順番で書いてありますね。

まさやん
この順番は文法書によってバラバラなので、自分が持っている文法書の通り、まずは未然形接続の助動詞を覚えてしまおう!

小文君
わかりました!じゃあラストは、助動詞の意味ですね!

助動詞の意味と訳し方

助動詞の意味がわからないと、本文を正しく訳すことが出来ません。

だから、意味をしっかり覚えることが大切です。

しかし、1つの助動詞に複数の意味がある場合もあります。

る・らる→受身・尊敬・可能・自発

などが、そうです。

これらは、本文中でどの意味になっているのかを、自分で判別しなければなりません。

小文君
例えば「けり」は「過去」とか、そういうことですね!

まさやん
おお!よく知ってるね!そういうことだよ!

小文君
文法書に書いてあったんで!

まさやん
さっそく使ってるね!いいよー!どんどん使っていこう!

小文君
でも、「けり」には「詠嘆」の意味もあるんですね。

まさやん
そう。ひとつの助動詞が複数の意味を持つことがあるので、本文中でどの意味になるのかを自分で考えなければならないんだ。

小文君
いやー、ホントに助動詞って覚えること多くて大変そうですね!!

まさやん
そうだからこそ・・・

小文君
「助動詞を制する者は古文を制す!」ですね!!

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