助動詞③ 「き」「けり」

今回は過去の助動詞「き」「けり」です。

両方とも「過去」の意味を持っているのですが、

少しだけ違った意味を含んでいます。

そのあたりを詳しく見ていきましょう。

まさやん
さあ今日は、助動詞の「き」と「けり」をやっていくよ!まずは「活用」を見ていこう。

活用


まず「き」は、未然形から順番に…

せ/○/き/し/しか/○

と、活用します。

かなり特殊ですよね。何度も声に出して覚えましょう。

次に「けり」は、未然形から順番に…

けら/○/けり/ける/けれ/○

と、活用します。

小文君
うわっ!これもまた特殊な活用ですね~。◯がたくさん出てくる!!

まさやん
これも特殊だよね。だからしっかり声に出して覚えよう !
さあ次は、「接続」だよ!

接続

「き」「けり」ともに、連用形の後に続きます。

読む+「き」 →読み

読む+「けり」→読みけり

小文君
接続は連用形かー。でもこうやって、1つずつ覚えていくのって大変ですね!

まさやん
そう。だから助動詞の接続は、文法書に書いてある通りに、まとめて覚えた方が楽だよ。ラストは、「意味」だ!

意味と訳し方

ここが少し複雑です。

両方とも「過去」の助動詞なのですが…

「き」 →(直接経験の)過去「~た」

「けり」→(間接経験の)過去「~た(そうだ)」

という違いがあります。

自分が経験したのであれば「き」、他人が経験した場合は「けり」を使います。

また、「けり」には詠嘆「~だなあ」の意味もあるので、しっかり覚えておきましょう。

小文君
過去でも、「直接過去」と「間接過去」に分かれるんですね。

まさやん
例えば、小文君がご飯を食べに行って、「あそこ美味しかった!」って言えば、これは直接過去だし、誰か友達から話を聞いて「あそこ美味しかったんだって」ってなれば、これは間接過去だ。

小文君
自分が経験したのか、他人が経験したのかですね。

まさやん
まあ初めのうちは、「過去」って覚えておいて、「~た」と訳せればOKだよ!
ちなみにけりには、「詠嘆」という意味もあるから、こっちも覚えておいてね。
じゃあ今日はこの辺で終わりにしよう。

小文君
はい!お疲れ様でした!!

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