古典文法の要でもある「助動詞」について見ていきましょう。
そもそも助動詞って、どういう働きをするものなんでしょうか?
助動詞とは?
助動詞を学んで行く前に、助動詞ってどういう働きをするか知っているかな?
なんか意味を持ってましたよね?「過去」とか「打消」とか・・・。
助動詞とは、自立語などにくっついて意味を添える働きがある。
そうだね!例えば、「今日、学校へ行く。」という文があったとする。
この「今日」の部分を「昨日に」変えるとどうなるかな?
「昨日、学校へ行った。」になります。
そうそう、この「〜た」に当たる部分、これが助動詞の働きなんだよ。
なるほど、これが「意味を添える働き」ってやつですね!
でも古典文法の助動詞って、覚えること多いんだよな・・・
助動詞で覚えるべき3つのこと
ところで、古典文法では助動詞っていくつあるか知ってるかな?
いや、考えたことないですね・・・。
そうだよね笑 全部で29種類あるんだよ!
うわ・・・結構多いんですね。
その助動詞で、私達は何を勉強していけばいいんですか?
助動詞で覚えていくべきことは3つ。「活用・接続・意味と訳し方」だよ!
活用
助動詞は活用するため、活用表を用いる。
接続
それぞれの助動詞の直前に来る語には、決まった活用や品詞がある。
意味と訳し方
それぞれの助動詞ごとに、様々な意味があるので、どういう意味でどうやって訳すのかを覚えておく必要がある。
これら3つを中心に覚えていきましょう!
助動詞一覧表の使い方
3つを中心に・・・か。
何か参考にするものってないんですか?
学校で、古典文法がまとめられた「文法書」って呼ばれるものをもらってないかな?
あ!教科書より少し薄い本ですね!あります!
でも、授業であんまり使ったことないな・・・
じゃあ、使い方を教えてあげよう!
基本的には、表紙(裏表紙)をめくってすぐのところにある活用表を使うんだ。
おお!助動詞が全部まとめられてる!!
その、一番上の部分が「接続」で、下に行くと「意味」や「活用」が書いてあるよね!
ホントだ・・・。ここに全て詰まってるんだ・・・。
※助動詞一覧表は、教科書会社によって仕様が異なります
まとめ
今回は「助動詞」の基本的な働きと、学習方法などをお伝えしました。
次回から、各助動詞をゆっくりと見ていきましょう!
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