スタディサプリでは、以下の学年に対応した講義動画が配信されています。
小学講座(小学4〜6年生)
中学講座(中学1〜3年生)
高校講座(高校1・2年生)
大学受験講座(高3・高卒生)
古文’s room は、高校生に向けて作られたサイトなので、ここではスタディサプリの高校講座と大学受験講座についてご紹介していきます。
高校講座
通年・科目別講座
この講座は、基礎の定着から応用力の養成まで、高校の学習の土台となる総合的な力をつけていく科目別講座です。
受講出来る講座のレベルは、各教科によって異なりますが以下の4つのレベルごとに分かれています。
・ベーシックレベル(教科書も基礎項目から学びたい方向け)
・スタンダードレベル(国公立・私立大学レベルを目指す方向け)
・ハイレベル(難関国公立・難関私立大学レベルを目指す方向け)
・トップレベル(最難関国公立・最難関私立大学レベルを目指す方向け)
英語・数学に関しては、全てのレベルが用意されているため、右も左も分からないのでゼロから学んでいきたいという方にとっては嬉しい設定だと思います。
資格対策講座
英検やTOEIC(リーディング)対策や、公務員試験に必要な主要科目の対策講座です。
近年、大学に推薦で入学する際に、英検やTOEICの資格を持っていると優遇されることがあります。
また、AO入試で小論文や志望理由書を書く際に、資格を持っていることがアピールポイントになる場合もあり、資格の取得を生徒に勧めている高校もあります。
将来、AO入試や推薦入試を希望している方は受講してみるといいでしょう。
さらに高校を卒業後は公務員を目指したいという方は、こちらの公務員対策講座を学んでみるのもいいでしょう。
資格取得に関しては、受験勉強が本格的に始まる高校3年時より、ある程度時間に余裕がある高校1〜2年時に取得しておくことを強くオススメします。
ちなみに、スタディサプリには英語の力を付けることに特化したスタディサプリ ENGLISHというサービスもあるので、TOEIC取得を目指す方や日常会話レベルの英語力を身に付けたい方はこちらもオススメします。
中学講座
これは英語や数学において特に言えることなのですが、積み重ねが必要な科目というのが存在します。
例えば、足し算がわからない子に掛け算を教えても絶対に理解できるようにはなりませんよね?
これと同じように、高校の授業は中学校の授業内容を前提に進められていきます。
しかし、高校生の現状を日々見ている側からすると、中学校の内容がおろそかになっている生徒が多く見受けられます。
そのような時に、この中学講座を受講することで、自分が躓いている箇所に戻って学習できます。
一般の塾では、高校生が中学生の授業に参加することは出来ないため、本来通う日ではない日を使って、塾の先生に個別対応してもらうことが多いでしょう。
ところが、スタディサプリでは自分が苦手としている箇所まで戻って学習することが出来るため、素早く弱点の克服に努めることが出来ます。
未来の教育講座
現在、学校教育の大きな変革として、「アクティブラーニング」というものがあります。
教師が生徒に対して講義する形式ではなく、教師はテーマを生徒たちに与え、それについて生徒自らが様々な意見を出し合う、思考力が必要な形式です。
この思考力は、今後生徒たちが世の中へ羽ばたいていった際に必要な力でもあります。
これらの思考力を鍛えるアクティブラーニング講座などが配信されています。
他にも、視座・視点を広げる教養講座として、ハーバード大学で活躍しているマイケル・サンデル教授の『お金では買えないもの』という講座や、プログラミングを基礎から学ぶことが出来る、メディアアート講座などが用意されています。
大学受験講座
通年・科目別講座
大学入試の土台となる基礎力から、入試に向けた総合力までを養う講座です。
講座レベルは、以下の3つに分かれています。
・スタンダードレベル(国公立、私立大学レベルを目指す方向け)
・ハイレベル(難関国公立、難関私立大学レベルを目指す方向け)
・トップレベル(最難関国公立、最難関私立大学レベルを目指す方向け)
高校講座とは異なり、英語・数学・国語・社会・理科全ての科目で、3つのレベルが設定されています。
志望校対策講座
各大学の過去問を分析し、選りすぐりの良問をそろえた実践力養成講座です。
大学はある程度絞られてしまいますが、国公立・私立問わず自分の希望する大学が講座にあれば入試対策に最適な講座でしょう。
センター試験対策講座
センター試験の過去問などを題材にした実践力養成講座です。
センター試験の各教科・科目ごと(例:国語なら現代文対策講座、古文漢文対策講座など)に対応した講座が配信されており、センター試験を受験する方は必須の講座でしょう。
AO・推薦対策講座
AO入試や推薦入試への対策を具体的に指導する講座です。
推薦入試で大事なのは、どうやって自分をアピールするのかということです。
国語科の教員ということもあり、私もよく生徒の志望理由書や自己推薦文を見る機会が多いのですが、内容の薄い子が多い印象を受けます。
この講座では、志望理由書の書き方から面接対策まで網羅しているので、AO入試や推薦入試を考えている人には最適な講座でしょう。
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