【レベル7】形容詞・形容動詞の活用の種類とは?

スポンサーリンク
古文単語おすすめ覚え方古典文法の基礎と用言

動詞の活用の種類が終わったら、次は形容詞と形容動詞の活用の種類です。

これらはそれぞれ活用の種類が2種類あります。
ただ、見分け方も簡単なのですぐに覚えられると思います。

ク活用・シク活用とは?

まさやん
まさやん

さあ今日は、「形容詞と形容動詞」の活用の種類をやっていくよ!

生徒
生徒

えっ!今日だけで両方やっちゃうんですか!?

ちょっと多すぎません??

まさやん
まさやん

形容詞と形容動詞の活用の種類は、それぞれ2種類しかないんだ。

だから、サっと片付けちゃおう!

形容詞の活用の種類は「ク活用」と「シク活用」の2種類です。

ク活用

「く/く/し/き/けれ/○」
「から/かり/○/かる/○/かれ」

と、二行に渡って活用します。

シク活用

「しく/しく/し/しき/しけれ/○」
「しから/しかり/○/しかる/○/しかれ」

と、同じく二行に渡って活用します。

シク活用はク活用の頭に「し」を付けたものと考えればいいので、実際には覚えるのはク活用だけで大丈夫です。

ク活用とシク活用の見分け方

生徒
生徒

形容詞が「ク活用」なのか「シク活用」なのかを見分けるのはどうしたらいいんですか?

まさやん
まさやん

それは、基本形に「~なる」を付けて考えてみよう!

例えば…

なし+「~なる」→ななる

美し+「~なる」→美しくなる

「なる」の直前に「く」が来ればク活用、「しく」が来ればシク活用です。

本活用と補助活用(カリ活用)

さて、形容詞の活用表を見ると、右側と左側に分かれて活用しています。

これは、下に助動詞が続くか続かないかの違いです。
右側の本活用には助動詞は続かず、左側の補助活用に助動詞は続きます

つまり…

美しく(本活用)  +「ず」→☓

美しから(補助活用)+「ず」→美しからず

となります。

今後、また出てきた時に詳しく見ていきましょう。

ナリ活用とタリ活用

まさやん
まさやん

次は形容動詞の活用の種類だよ!

「ナリ活用」「タリ活用」の2種類だ!

こちらも見分け方は単純で、基本形が「~なり」か「~たり」かで見分けられます。

生徒
生徒

基本形がどんな形かっていうだけで、活用の種類が決まるんですか??

まさやん
まさやん

そう!終止形が「~なり」なのか「~たり」なのかだけで判断できるから、簡単でしょ?そして活用は・・・

ナリ活用

「なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ」

と、活用します。

タリ活用

「たら/たり・と/たり/たる/たれ/たれ」

と、活用します。

まとめ

今日は形容詞と形容動詞でした。
見分け方は簡単だと思うので、基本的な活用の仕方を覚えてしまいましょう!

特に形容詞は二行に分かれているので意識して覚えましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました