学生から社会人まで使えるおすすめ勉強法①

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おすすめ勉強法と本ブログ

受験生にとってはいよいよ勝負の夏休み。きっとこの夏の勉強量が、受験に直結することと思います。

ただ勉強をしていると、ふとこんなことを思い始めたりしませんか?

「この勉強法でいいのかな?」

「もっと効率のいい勉強法ってないのかな?」

「勉強法の本、何かないかな?」

ま、正直これは勉強から逃げたい言い訳という側面もなくはないのですが、人って弱いですからね。迷いや不安が生じるんですよね。

なんて偉そうなこと言ってて、私もめっちゃ逃げまくってました(笑)

そこで今回から数回に分けて、効率の良いおすすめ勉強法を伝授したいと思います。

この勉強法を知っているのと知らないのとでは、勉強効率に大きな差が出ることでしょう。正直、自分の学生時代に知っておきたかったことです。

また、一度この勉強法を学んでしまえば社会人になっても使えるし、学校の勉強だけでなく、「韓国語を学びたい!」「資格を取りたい!」といった、様々な勉強に活用できるでしょう。

正しい勉強法を知って、効率よく学習しましょう!

勉強法②・③はこちら

学生から社会人まで使えるおすすめ勉強法②
前回まとめた勉強法の第二弾です。 前回は復習についての考察でしたが、今回はテストを活用して記憶に定着させようというお話です。 勉強法①・③はこちら 思い出す努力が結果につながる 漢字テストを例に挙げてお話してみましょう。 例え...
学生から社会人まで使えるおすすめ勉強法③
オススメ勉強法についての話、第三弾です。そして今回がラストです。 前回までの記事を読んでいない方は以下からどうぞ。 パターンを覚えよ! 将棋やチェスをする人は、試合中に数十手先まで読んで対局(チェスも対局?)しているといいます...

実験心理学が見つけた超効率的勉強法

今回お話する内容は、ニコニコチャンネル内のメンタリストDaiGoさんのチャンネル、『メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」』内で紹介していた、実験心理学が見つけた 超効率的勉強法: ~復習はすぐやるな! 思い込みで点数アップ!~』(竹内龍人著)という本を参考にしています。

様々な実験データを基に述べられた勉強法です。時間のある方は、ぜひそちらも一読してみてください。

勉強し過ぎは記憶に残らない

最初から衝撃的な事実なんですが、勉強しすぎた内容は記憶に残りにくいという実験結果があるんです。

例えば、同じような練習問題が連続して出題されるドリル形式の問題がありますよね。古文で言えば、「用言の活用①」「用言の活用②」みたいな。学んだ内容を、すぐに次の課題で復習するというものを繰り返す勉強法です。

こういった勉強法を集中学習と言うんですが、このように問題集をひたすら解いて、解いて覚えた記憶は、1週間後にはしっかりと残っているものの、3週間後にはほとんど残っていないことがわかっています。

つまり、短期間の記憶のため(テスト直前とか)ならば効果はあるんですが、受験勉強のように記憶を長期間保持しておくべき勉強法としては集中学習は不向きだということです。

復習をするベストなタイミングはいつ?

次の実験データは、復習するタイミングについてのデータです。

初めて学習してから再び復習するまでのタイミングを、0~105日間隔で分けました。つまり、0日のグループは、学んですぐに復習するという集中学習グループですね。
(よく言われる、その日のうちに復習しなさい!ってやつです)

その結果からわかったのが、最初に復習するベストなタイミングは「1:5」の法則に則って復習をするということでした。

例えばテストまで35日あるとします。その場合の最初の復習は、学習した日から約7日後。これがベストなタイミングなんです。

また2回目以降の復習については、1回目の復習後7~10日後に行い、その後はテストまで均等に行うのが良いという結果が出ています。

このように、初めの学習から少し間隔を置いて復習することを分散学習というんですが、復習で大事なのは、集中学習ではなく分散学習だったということですね。
ちなみに、昔から言われている「学んだらすぐに復習しなさい」という集中学習は、最も効果がなかったんです。

集中学習を行ったほうが良い場合

このように見てみると、集中学習よりも分散学習のほうが優れているように見えるんですが、集中学習を行ったほうが良い場合もあります。

それは、勉強した内容をまだ十分に理解していない、またはしっかり覚えていないと感じた時です。

分散学習が効果を発揮するのは、1回しっかりと理解したことを復習する場合に限ります。まだ身についていないなと感じた時は、しっかりと集中学習を行って自分のものにし、その後分散学習で復習をするというスタイルが良いでしょう。

まとめ

ということでお話してきた勉強法なんですが、これだけではありません。まだまだお話したい勉強法があるんですが、長くなりすぎても読むのが大変だと思うので、何回かに分けてお話していきたいと思います。

今回は集中学習と分散学習にしぼって、いつ復習を行うべきなのか?についてまとめておきました。この結果から、「学んだその日に復習を!」は誤りだったんですね。そう言われてきた人も多いんじゃないですか?

この本の内容は、実験から導き出された結果を基に述べられているので、根拠があってわかりやすい本だと思います。もし興味を持った方は、Kindle版ではなく書籍として手元に残しておくことをオススメします。

勉強法②・③はこちら


https://kobunsroom.com/benkyouhou-3/

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