高校生(受験生)必見!!夏休みを有効活用する方法とは?

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受験生の夏休みの勉強方法おすすめ

気がつけばもう夏休みですね!
俗に言う「平成最後の夏」の始まりです。

今回は、受験生としての『夏休みをムダなく過ごす方法』について、長々と文を書いてみたいと思います。

このやり方は、自分が受験生だった時の体験談も絡めた内容なので、参考になるはずです。

時間を確保する方法

受験生の夏休みの勉強方法
よく言われる言葉に「受験生は1日10時間以上勉強しなさい!」ってのがありますよね?
でもこれを聞くだけだと「10時間なんて無理!」って思うんですけど、意識を変えるだけで無理じゃなくなるんです。

自分が受験生だった頃のやり方として、「夏休みも学校と同じリズムで受験勉強をする」っていうのをやってました。

例えば、普段1時間目が始まるのが8:40だから、それに合わせて勉強開始!
で、9:30になったら10分休むっていう感じです。

この、「50分勉強して10分休む」っていう1タームを「1時間勉強した」って考えてました。

ま、厳密に言えば50分ですけど、細かいことは気にしない!
むしろ「50分集中して勉強しただけで偉いじゃん?」と、ポジティブに考えましょう。
(普段自分で勉強する時、50分集中できてますか?)

こんな感じで学校と同じリズムで勉強すれば、
最低でも6時間(6時間目まで勉強したとして)は勉強することになるんですけど、
そこにもう少し意識の変化を加えてみましょう!

夏休み中に家で勉強をするなら、普段消費している「通学時間」がなくなりますよね?
だったら、その時間を「0時間目」とカウントして、7:40~授業(勉強)を開始してみましょう。

こうすることで午前中に+1時間の勉強時間を確保できるし、
「帰宅時間」や「部活の時間」を勉強時間に当てれば、午後も+1時間確保できますよね?

ということで、合計8時間の勉強時間確保完了!
16時以降は好きなペースで+α勉強すれば、10時間はすぐ見えてきます。

こんな感じで大切なのは「夏休みになっても普段と同じペースで生活する」こと。

今までは夏休みになると朝起きるのが遅くなったり、寝るのが遅くなったりしていたと思います。
でも受験生であるなら、なるべくいつも通りのペースを維持しましょう。

ちなみに決まった時間に集中して勉強するなら、タイマーを使った方がより集中力増します。
スマホを活用したタイマーでもいいし、キッチンタイマーでもいいので、ぜひ使ってみることをおすすめします!

勉強の予定は前日までに決めておく

受験生の夏休みの勉強方法
しかし、上で述べたような流れを実際にやってみようとすると、うまく行かないことがあります。

それがなぜかというと「何をしようかな?」の時間が多いからです。

これ、みなさんも経験あると思うんですけど、いざ勉強を始めようと思って机に向かった瞬間、「国語をやろうか??いや、英語かな??」って感じで、取りかかる前に悩むことってありません?

で、気がつくとスマホをいじってたり、マンガを読んでたり・・・。
何をやるかが明確になっていないと、なかなか勉強が始まらないんですよね・・・。

さて、ここで考えてもらいたいのが、またもや学校の授業について。
学校にいて「次の時間、何の勉強しようかな?」っていうのは絶対にないですよね?
あれはなんでですか??

それは時間割があるからです。

時間割があるおかげで、次にやるべき行動が明確化されるんです。
だから悩むことなく、すぐに授業に取りかかれるわけ。

なので、今日やる予定の勉強はあらかじめ決めておいた方が絶対に良いです。
前日に明日の予定を決めておく。これが大事!

そうすれば、勉強開始時間になったらすぐ始められるようになります。
前もって自分で時間割を作っておきましょう。
もちろん、日替わりの時間割でいいですよ!

スケジュールの立て方

受験生の夏休みの勉強方法
ここでは「休み期間の勉強スケジュールを立てるぞ~!」と思った人がやってしまいがちなミスを紹介しましょう。

例えば古文単語って、330語ほど覚えれば受験では十分対応できると言われています。
ということは、1日11個ずつ覚えれば、30日(1ヶ月)で終わる!!という計算になります。

これ、大きなミスです。きっと、1週間くらいでやらなくなっちゃいます。
さて、なんででしょう??

これね、30日間ギッチリ予定を詰めているのがダメなんです。
つまり、1日でもやれない日があったら翌日は22個覚えなきゃダメということになります。

普段生活してれば、きっと急な予定が入っちゃったり、やる気が起きなかったりする日ってありますよね?

そんな日すら許されないなんてつらい・・・。

で、昨日できなかった分を覚えなきゃいけない・・・
11個が22個、33個と積み重なってやる気がなくなって・・・

こんな感じです。

だから、予定を立てるのであれば余裕を持った予定の立て方が大事。

上の例で言えば、1日11個覚えるというのを30日で終わらせようとするんじゃなくて、50日で終わらせるようにしてみる、とかです。
(こうすることで逆に良い効果もあるんだけど、それは後ほど・・・)

夏からでも全然間に合う

受験生の夏休みの勉強方法
これは参考程度にしておいて欲しいんですけど、普段読んでいるブロガーさんの受験時代の話をご紹介します。

夏から勉強を始めても、早稲田の政経に受かったよって話です。
http://www.ikedahayato.com/20131125/1187170.html

これ読んで、「無理・・・」って思うんじゃなくて、
「なるほど、そういう例もあるんだな」って思って欲しいですね。

最初から出来ないって言うんではなくて、実際にトライしてみて結果を出している人もいるわけなんだから、ぜひトライする側の人間になって欲しいってことです。

「どーせダメだ」って思ってもいいけど、
その後に「でもやってみなくちゃわからないじゃん?」っていう意識を持っていて欲し位と思います。

勉強効率を上げるための心理学

受験生の夏休みの勉強方法
心理学をすこ~しだけ学んでいるので、これは使えそうだな~!っていうのを紹介します。

余裕を持った計画設定

さっきも言った余裕を持って勉強の計画を立てましょうっていう話。
毎日やれば30日で終わるものを、例えば50日で予定を組みましょうってやつです。

実はこういった予定を立てると、結果的に予定より早く終わるというのが、研究の結果わかっているそうです。

なぜかというと、余裕を持って日程を組むことで、休息日(予定のない日)が設けられますよね?
そういう日を設けておくと、心理的に「今日はまだ余裕あるから、明日の分をやっておこうかな」っていう気持ちになるんです。

その結果、確保しておいた休息日がどんどん埋まっていって、予定よりも早く終わるようになるんです。

スマホとの戦い

「勉強しようと思っても勉強できない!!

すぐスマホを触ってしまうという人へ向けたお話です。

アメリカで行われた実験で、仕事中にキャンディーを食べるのがやめられない人が、キャンディーを引き出しの中に閉まったら食べる量が減った、というものがあります。

自分の集中力を削ぐものを自分の目の付かない場所に置くことで、意識の外に追いやることができるということです。

これをスマホに変えてみてはいかがでしょう?

すぐスマホを触ってしまうという人は、引き出しの中に閉まい、鍵がかかるなら鍵を閉めて、その鍵を自分のいる部屋から一番遠いところに置いておくとか。

あと、スマホの通知も切っておいたほうがいいですよ!

勉強中にLINEが来て音が鳴ると、集中力が途切れてしまいます。

一度切れた集中力を元のレベルに戻すのには、約15分~20分かかるそうなので、集中するときはスマホをオフにしておくか、お休みモードがおすすめです。

目標は時間と分量を同時に

勉強の目標を決めるときは、時間と分量を同時に決めましょう。

例えば、「今日は古典文法の用言を全部やる!」と分量を決めた時は、同時に「2時間は集中する!」と決めます。

そうすると・・・

2時間以内に用言が全部終わった場合→時間内に全部終わった!(達成感)
2時間以内に全部終わらなかった場合→でも2時間は集中して勉強できた!(達成感)

と、結果としてどちらの場合でも達成感を味わうことが出来ます。

でも分量だけを決めていた場合、終わらないと「終わらなかった・・・」という虚無感が生まれてしまう恐れがあり、それが自己卑下へとつながってやる気の低下になってしまいます。

だから目標を決めるときは、時間と分量を同時に決めるようにしましょう!

番外編(英語と古文の文章読解)

受験生の夏休みの勉強方法
最後に番外編。英語の長文読解と古文の長文読解について。

受験生時代、英語の長文読解がめちゃめちゃ苦手でした。
全然読めないし、ホントにどうしようもないレベルで・・・。

そんな時、予備校の先生に言われた言葉が、
「お前たちが普段日本語を読めるのは、毎日目にしているからだろ?だったら、英語も毎日目にしとけ!」という言葉。

この日以降、毎日長文・・・ではなく中文(高1レベルからスタート)を読みました。
問題を解くこともなく単語を覚えようとすることもなく、ただ目にすることだけを意識して。
すると、受験時には長文が読めるようになりました。本当です。自分でも驚き!

ちなみに自分が使っていたのは『速読英単語 入門編』(Z会)です。
左に英文、右側に日本語訳があったので使いやすかったです。

で、この応用として古文の読解もいけるんじゃないかと。
正直、国語は得意だったので自分が受験生時代はやっていなかったんですけど、苦手な人は毎日古文を読んでみたら、きっと変わるんじゃないでしょうか?

長文読解と同じで問題を解くのは無視して、目にすることだけを意識してみてはいかがでしょう?
苦手な人も、きっと読めるようになる・・・はず!

まとめ

夏休みって、始まった瞬間は「長い夏休みだ〜!」って思うんですけど、気がつくと「もう終わり!?」ってなるんですよね。

でも受験生の皆さんは「え、もう終わり!?時間が足りない!!」と思えるような充実した夏を過ごしてください!

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