皆さんこんにちは。
さあ今日はヤマ場ですよ!助動詞の「む・むず」です。
これは意味がたくさんある上に、どの意味にしたらいいのか見分けるのも大変!
なのに、テストでよく出されるんですよね・・・。
しっかり見分けられるように、ゆっくり読み進めて行って下さい!
推量の助動詞「む・むず」
活用
む
○/○/む/む/め/○
むず
○/○/むず/むずる/むずれ/○
接続
未然形
意味と訳し方
推量=「~だろう」
意志=「~しよう」
勧誘・適当=「~がよい」
仮定・婉曲=「~ような」
生徒
意味がたくさん!!覚えるの大変そうだな・・・
まさやん
そんな時のゴロ合わせを作ったので、よかったら使ってみて!
スイカって、硬ぇ~!
(推意勧適、仮婉)
まさやん
ちなみに、途中の読点(、)が大事なので忘れずにね!
助動詞「む・むず」の意味の見分け方
まさやん
じゃあ、このたくさんある意味をどうやって見分けるのか話をしていくよ!
- 【助動詞の位置が、文中か文末か?】
文中→仮定・婉曲
文末→2へ - 【主語の人称で判断】
一人称→意志
二人称→勧誘・適当
三人称→推量
まさやん
さっきのゴロ合わせの読点で、文中グループと文末グループに分けていたんだ!
生徒
なるほど。でも、文末って少ないですね。文中が多いですよ!ほら、これも文中だ!
我、行かむと思ひて・・・
まさやん
実は、これは文末の「む」なんだよ!
生徒
え!文中にあるように見えるんですけど、文末なんですか!?
まさやん
「む」のすぐあとに「と」があるよね?
これは「引用の『と』」と言われるもので、直前までは「」(カギカッコ)の部分だと思ってくれればいい。
この「引用の『と』『とて』」に注意しましょう。これらを見たら、「直前で文はいったん切れるんだな」と考えるようにして下さい。
生徒
そういうことなんですね。文中っぽく見えても、文末扱いの「む」ということになるんですね!
まとめ
いかがでしたか?
今回の目標は、自分で意味を見分けられるようにすること。
この目標に向かって頑張りましょう!
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